フラディアグロウ エバーとはどんな商品か。新生児から4歳まで使えるベッド型シートを販売員が解説
「チャイルドシート、高いほうが安心なのはわかるけど、何がそんなに違うの?」
調べていると、フラディアグロウ エバーという名前をよく見かけると思います。
ベビー用品売り場で10年以上働いてきた私がこの商品をご説明するとき、必ず伝えることがあります。
「新生児期の赤ちゃんの呼吸と姿勢に、ここまで向き合った設計はなかなかない」ということです。
価格は7万円台から。安くはありません。
でも「何に払っているのか」がはっきり説明できる商品です。この記事でその理由をお伝えします。
フラディアグロウ エバーとはどんな商品か
フラディアグロウ エバーは、新生児から4歳頃まで使えるベッド型の回転式チャイルドシートです。
最大の特徴は、生まれた直後から使える「フルフラットベッドモード」。赤ちゃんを横向きに完全に寝かせた状態で車に乗せられる設計になっています。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| 対象 | 新生児(身長40cm)〜4歳頃(身長100cm以下) |
| 使用ステップ | 横向きベッド → 後向きシート → 前向きシート(3段階) |
| 本体重量 | 15.3kg(エバー)/16.0kg(エバーAB) |
| 税込価格 | 75,900円〜86,900円(モデルにより異なる) |
| 固定方式 | ISOFIX |
| 安全基準 | R129(UN規則第129号)適合 |
| 保証 | 4年間保証 |
▼ 価格・在庫を確認しておくと選びやすくなります
3つのステップで、生まれてから4歳まで使い続ける

フラディアグロウ エバーが「新生児から4歳まで」対応できる理由は、成長に合わせて使い方が3段階で変わる設計にあります。
Step 0 横向きベッド(新生児〜首すわり前)
生まれた直後から、赤ちゃんを横向きに完全に寝かせた状態で使います。
新生児は頭を支える力がまだありません。シートに角度をつけて座らせると、頭が前に倒れてあごが胸につきやすい状態になります。
この姿勢は気道(空気の通り道)を圧迫して呼吸しにくくなることがあり、特に長時間のドライブでは注意が必要です。
フラディアグロウ エバーのフルフラットベッドは、その問題に向き合った設計です。
完全に横向きに寝かせることで、頭が自然な位置に保たれ、呼吸への負担を減らします。

Step 1 後向きシート(首すわり後〜)
首がすわったあとは、後向きシートに切り替えます。赤ちゃんが進行方向と逆を向いた状態で乗ります。
後向きは、万が一の正面衝突のとき背中全体で衝撃を受け止められる向きです。
最新の安全基準R129でも、できるだけ後向き期間を長く保つことが推奨されています。
Step 2 前向きシート(月齢15ヶ月以降〜)
体がしっかりしてきた月齢15ヶ月以降(身長76cm〜)から、前向きに切り替えられます。
ただし、「月齢が来たらすぐ切り替える」ものではありません。
体の発達を確認しながら、後向きをできるだけ長く続けるのが安全上の基本です。

3段階って、他のシートと何が違うの?

一番の違いはStep 0の横向きベッドだよ。
「新生児から使える」と書いてあるシートは多いけど、多くは斜めに傾けた状態なんだ。
フラディアグロウ エバーは完全に横向きに寝かせられる。新生児の呼吸への配慮が、ここに出てるんだよ。
売り場でよく聞かれること
「重さが気になる」と言われます
15.3kgはチャイルドシートの中でも重めです。持ち上げて運ぶ場面があると、負担を感じるかもしれません。
ただ、ISOFIX固定の据え置きが前提の設計なので、日常的に取り外して持ち運ぶ想定ではありません。
「1台の車に固定したまま使う」という使い方なら、重さはそれほど問題になりません。
複数の車で使いまわしたい場合は、別の商品を選ぶほうが現実的です。
車のサイズとの相性
横向きベッドで使用するため、ベッドを展開したときに車内にある程度のスペースが必要になります。
コンパクトカーよりも、SUVやミニバンなど車内に余裕がある車との相性がいいです。
売り場でも「今乗っている車に展示品を置いてみていいですか」と確認されるお客さまは多く、実物で確かめてから決めるのがおすすめです。
フラディアグロウ エバーが向いている人、向いていない人
✅ 向いている人
- ・新生児から車によく乗せる予定がある
- ・新生児期の呼吸と姿勢を最優先に考えたい
- ・SUVやミニバンなど車内に余裕がある
- ・1台の車に据え置きで使う予定
⚠️ 向いていない人
- ・複数の車で使いまわしたい
- ・4歳以降も同じシートを使い続けたい
- ・コンパクトカーに乗っている
- ・予算を抑えたい
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まとめ フラディアグロウ エバーはこんな人に選ばれています
新生児から車によく乗せる予定がある方、赤ちゃんの呼吸と姿勢を最優先に考えたい方に向いています。
価格は7万円台から。チャイルドシートの中では上位クラスです。
「高いから良い」ではありません。
フラディアグロウ エバーが評価されているのは、新生児期のフルフラットベッドという機能に明確な意味があるからです。
4歳以降は別途ジュニアシートが必要になります。ただ、「生まれてから4歳まで、同じシートで安心して使い続けられる」という選択肢として、検討する価値があります。
「自分の生活スタイルに合っているか」。それだけで判断できます。
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