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カイナロングとビットターンどっちがいい?リーマンの回転式を販売員が比較

リーマンの回転式チャイルドシート、カイナロングR129とビットターンR129を並べて比較するアイキャッチ。回転のしやすさと使える期間の違いで選ぶことを示す画像
ゆら
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

「リーマンのチャイルドシート、カイナロングとビットターンって何が違うの?」
「どっちも回転式で、長く使えるって書いてあるけど…」

日本メーカー・リーマンの、回転式の2大人気モデル。
名前も見た目も似ているので、売り場でも「この2つで迷っています」というご相談がとても多い組み合わせです。

そこで今日は、2台を並べて整理します。
実はこの2台、「どこまで回るか」と「何歳まで使えるか」に、はっきりした違いがあります。
読み終わるころには、あなたのおうちに合う1台が見えてきます。

まず結論、決め手は「何歳まで」と「回しやすさ」

先に答えをお伝えします。

チャイルドシート卒業まで、1台で済ませたいなら、ビットターンR129。

毎日の乗せおろしを、360°のなめらかな回転でラクにしたいなら、カイナロングR129。

どちらが「いい」ではなく、あなたの使い方で正解が変わります。
それぞれの理由を、このあと詳しく解説します。

価格・在庫を確認しておくと選びやすくなります。

まず、安全性と寝心地は「どちらも同じ土台」です

違いの前に、知っておいてほしいことがあります。
この2台、中身の設計はきょうだいのようによく似ています。

  • 最新の安全基準「R129」に適合(側面からの衝突テストも課される、今の基準)
  • ISOFIX(金具でカチッと留める方式)で、取り付けの失敗が起きにくい
  • どちらも新生児(身長40cm)から使える回転式
  • リクライニングはどちらも5段階
  • シートは「ハイブリッドクッション」(やわらかさと、底付きしない硬さの2層構造)
  • 新生児をより平らに寝かせる「モアフラットシステム」、日除けの幌、洗えるカバーも共通

つまり、安全性・赤ちゃんの寝心地・お手入れのしやすさでは差がつきません。
選ぶ決め手は、この先の2つだけです。

カイナロングとビットターンの違い

違いが出るところだけを、表で並べてみます。

カイナロングR129 ビットターンR129
使える期間 新生児〜7歳頃
(身長40〜125cm)
新生児〜12歳頃
(身長40〜150cm)
回転 360°回転フリー 左右90°(15か月頃まで)
足元(固定方式) サポートレッグ(支え棒)が立つ トップテザー式で足元すっきり
重さ 13.0kg 11.4kg
価格の目安 税込49,280円(参考価格)
実勢4万円台前半〜
税込38,280円(参考価格)

◎=得意 ○=ふつう △=やや不利

💡 ここがポイント

いちばん大きな差は「何歳まで使えるか」。名前は”ロング”ですが、カイナロングは7歳頃(125cm)まで。12歳頃(150cm)=チャイルドシート卒業まで使えるのは、ビットターンのほうです。

カイナロングR129とビットターンR129の使える期間を比較した図。カイナロングは新生児から7歳頃(125cm)まで、ビットターンは新生児から12歳頃(150cm)のチャイルドシート卒業まで使えることを示す挿絵
ミナ
ミナ

えっ、”ロング”って名前だから、カイナロングのほうが長く使えるんだと思ってた…!

ルウ
ルウ

まぎらわしいよね。長く使えるのはビットターンで、12歳ごろまで。カイナロングの”ロング”は「7歳まで使える=一般的な回転式より長い」という意味なんだ。ここは先に押さえておこう。

なぜビットターンは90°まで? 理由は固定方式にあります

回転の違いは、性能の優劣ではありません。
車への固定のしかたが違うからです。

カイナロングは「サポートレッグ」式。
本体から伸びた支え棒を、車の床に立てて支えます。
床からの支えはどの向きでも変わらないので、シートを360°くるくる回しても安定したまま。

ビットターンは「トップテザー」式。
本体の上から伸ばしたベルトを、座席の背もたれの後ろに引っかけて固定します。
このベルトがあるため、後ろ向きの時期に90°を超えて回すと、ベルトがたわんで固定が不安定になり危険。
つまり、構造上は回せてしまいますが、回してはいけないのです。だから「左右90°まで」。

チャイルドシートの固定方式と回転角度の関係を左右で比較した図。サポートレッグ式のカイナロングは360°回転でき、トップテザー式のビットターンは左右90°までであることを示す挿絵

とはいえ、90°回ればドアのほうへくるっと向くので、乗せおろしには十分です。

そしてもうひとつ、売り場で長く見てきた実感を。
回転機能が本当に活躍するのは、後ろ向きで使う時期(15か月ごろまで)です。
首のすわらない赤ちゃんを抱えたまま、後ろ向きのシートへ乗せるのは大変。ここで回転の出番です。
その時期を過ぎると、子どもは自分でよじ登って座るようになり、「回して乗せおろす」場面そのものが減っていきます。

🐰サポートレッグとトップテザーの違いは、こちらで詳しく整理しています。
📖チャイルドシートの固定方式2025|ISOFIX時代の構造と選び方

🦌そもそも回転式が必要かどうか迷っている方はこちら。
📖回転式チャイルドシートのメリット・デメリット

売り場ではこう違いが出る

カイナロングの強いところ

売り場で実際に回して比べると、カイナロングのなめらかさは気持ちいいです。
車のシートに干渉しにくい設計で、ハンドルに手を添えればスッと回る。
毎日の送り迎えで乗せおろしをくり返す家庭ほど、この軽さのありがたみを感じるはずです。

シートのクッションも、2台を並べて触ると少し厚みを感じます。
ヘッドレストには衝撃吸収材「メモリーフィット」を搭載。頭まわりの守りと座り心地は、カイナロングの持ち味です。

毎日車に乗る家庭の、乗せおろしをいちばんラクにしてくれる1台です。

ビットターンの強いところ

最大の魅力は、12歳頃・身長150cmまで使えること。
チャイルドシートの義務は6歳未満までですが、シートベルトが正しく掛かる150cmくらいまではジュニアシートの使用がすすめられています。
ビットターンなら、その卒業までを本当に1台でカバー。買い替えも買い足しもありません。

足元に支え棒が立たないのも、使ってみると地味にうれしいポイントです。
床下収納のある車でも気にせず取り付けやすく、足元の掃除もラク。
本体は11.4kgと軽めで、価格も1万円ほど抑えめです。

「卒業まで買い替えゼロ」で行きたい家庭の、頼れる1台です。

どっちが向いてる?

カイナロングが向いている人

・毎日車で送り迎えをする
・赤ちゃんを抱えたままの乗せおろしを最優先したい
・回転のなめらかさ・自由さを重視
・クッションの厚み・座り心地も大事にしたい

ビットターンが向いている人

・1台で12歳まで済ませたい
・買い替え・買い足しをなくしたい
・足元をすっきりさせたい(床下収納のある車にも)
・価格をできるだけ抑えたい

「これかも」と思った方は、在庫と価格をチェックしてみてください。

よくある質問

Q. 「ロング」と付くのはどっちが長く使える?

A. 長く使えるのはビットターン(12歳頃・150cmまで)です。カイナロングの「ロング」は、7歳頃(125cm)まで=一般的な回転式(4歳頃まで)より長く使える、という意味です。

Q. 左右90°の回転だと不便じゃない?

A. 90°でドア側にくるっと向くので、乗せおろしには十分です。回転が活躍するのは主に後ろ向きの時期(15か月頃まで)。それ以降は子どもが自分で乗るようになり、回す場面自体が減っていきます。360°の自由さを最優先したい方はカイナロングを。

Q. どちらも新生児から使えますか?

A. はい。どちらも身長40cm(新生児)から使えます。最新基準R129適合、ハイブリッドクッションやモアフラットシステムなどの快適装備も共通です。

まとめ、「何歳まで」と「回しやすさ」で決めていい

チャイルドシート卒業まで、1台で済ませたいなら、ビットターンR129。

毎日の乗せおろしを、360°のなめらかな回転でラクにしたいなら、カイナロングR129。

安全性と寝心地の土台は、どちらも同じ。
違うのは「何歳まで使うか」と「どこまで回るか」だけです。
毎日の乗せおろしを取るか、卒業までの安心を取るか。
決め手は、ふだんの使い方です。
迷ったら、送り迎えや買い物など、お子さんを車に乗せる毎日の場面を思い浮かべてみてください。

まずは下のリンクから価格と在庫を確認してみてください。

🦌チャイルドシート選びを最初から整理したい方はこちら
📖チャイルドシートの選び方 販売員が教える3つの決め方

🐰「長く使えるタイプ」が自分に合うか迷っている方はこちら
📖チャイルドシートのロングユースタイプ、本当に必要? 向いている人と向いていない人

ABOUT ME
ゆら
ゆら
育児グッズ販売員/ブロガー
はじめまして。育児グッズ販売員として働きながら、ブログでベビーカーやチャイルドシート、抱っこ紐の選び方を紹介しています。 お店でよく聞かれる「ここが分かりにくい!」を、体験談も交えてわかりやすくお届けします。
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