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抱っこ紐
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ポルバンゴーとモアどっちがいい?違いと使い方を販売員が解説

ポルバン ゴーとポルバン モアを装着して比較したアイキャッチ。抱っこの仕組みは同じで、違いは荷物をどうするか
ゆら
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「ポルバン、種類が多すぎて分からない…」

「ゴーとモア、どっちが使いやすいんだろう」

ポルバンには、腰に巻くヒップシートと、肩に掛けるスリングシートの2種類があります。
ゴーとモアは、後者です。

この2つ、値段は倍近く違いますが、抱っこの仕組みは同じ。
違うのは、荷物をどうするかです。

この記事では、2つの違いと、どちらを選ぶかを整理します。
そのうえで、買ったのに使わなくなる原因にも触れます。ここは、どちらを選んでも同じくらい大事なところです。

結論 身軽さのゴー、バッグを兼ねるモア

先に結論からお伝えします。

とにかく身軽にしたいなら、ポルバン ゴー。

これ一つで出かけたいなら、ポルバン モア。

ゴーは250g。抱っこの機能だけに絞ってあります。
モアは400g前後で、最大7Lのバッグがついています。

いつものバッグにしまっておくならゴー、バッグごと兼ねたいならモア。
選び方としては、ほとんどこれだけです。

価格と在庫を確認しておくと選びやすくなります。

その前に どちらも肩だけで支える道具です

選び方の前に、ここだけは先にお伝えしておきます。

ゴーもモアも腰ベルトがなく、体重は肩にかかります。

身につけるのも外すのも早いのが、この形のいいところです。
その代わり、支える場所が肩だけになります。

ずっと抱っこして歩く時間が長いなら、ラクリスやエルゴ オムニのように腰ベルトが付いているタイプのほうが、断然ラクです。肩だけで支えると、長時間はやはりつらくなります。

💡 ここがポイント

ゴーとモアが力を発揮するのは、抱っこと歩くを何度も繰り返す時期です。出先で急に「抱っこ」と言われたとき、寝てしまったとき。バッグからサッと出して、すぐ抱ける。あってよかった、と思うのはこういうときです。

私は、メインを別に持っている方が2本目に足す1本、という見方をしています。
そう思って選ぶと、期待とのズレが少ないと思います。

🦌そもそもセカンドが必要かどうかから考えたい方はこちら
📖セカンド抱っこ紐は必要?売り場10年が「いる人・いらない人」を整理

ミナ
ミナ

えっ、じゃあこれ1本だけじゃダメなの?

ルウ
ルウ

そう思うよね。近所の買い物くらいなら、これだけでも足りるんだ。ただ、長い時間ずっと抱っこする日があるなら、腰ベルトのあるものが別にあったほうが体はラクだよ。使い分けるものだと思っておくといいんだ。

ゴーとモアのスペックを並べてみます

現行モデル早見(2026年8月時点)

ポルバン ゴー ポルバン モア
品番 P0600 P0650
価格(税込) 6,050円 11,000円
重さ 250g 400g(リップストップ)
425g(コーデュラ)
収納 なし 最大7L。アジャスターで調節
使える時期 7ヵ月〜48ヵ月(20kgまで) 腰がすわった頃(7ヵ月頃)〜48ヵ月(20kgまで)
使う人の身長 145〜185cm 145〜185cm

使える時期も、対応する身長も同じです。
違うのは重さと収納、そして価格だけ。

重さの差は150g前後。スマホ1台ぶんくらいです。
その代わりに、7Lのバッグがつくと考えると、分かりやすいと思います。

それぞれの持ち味

ポルバン ゴーとモアの持ち味の比較図。ゴーはたたんでいつものバッグに、モアは斜め掛けしてバッグ1つで出かけられる

ポルバン ゴーは、抱っこの機能だけに絞ってある

ゴーは、余計なものが何もありません。

座面と肩ベルト。それだけです。
だから250gで、小さくたためます。使わないときはバッグの底に沈んでいて、必要なときだけ出てくる。そういう距離感で持てます。

布が少ないことは、夏にも意味があります。
背中やお腹を覆わないので、そのぶん熱がこもりにくい。抱っこ紐で汗だくになった経験がある方には、大きい差だと思います。

ラクリスやエルゴ オムニのような抱っこ紐と比べると、かさばり方がまったく違います。すでにメインの抱っこ紐を持っていて、それとは別に軽いものがほしいという方に向いています。

肩パッドは、体重が一点に集まらないよう幅をとってあります。バックルはYKK製。
サイズ調整の幅が広いので、身長差のあるふたりで使い回すこともできます。

肩に当たる部分は、モアと作りが違います。
ゴーは幅のあるパッドで面で受ける形、モアは1.5cmのクッションでやわらかく受ける形です。売り場のサンプルを身につけただけで、赤ちゃんを乗せて確かめたわけではないのですが、幅がある分、ゴーのほうが肩は楽かもしれません。

いつものバッグにポーチを1つ足す感覚で持てます。

ポルバン モアは、バッグがそのまま抱っこ紐になる

モアは、発想が逆です。

「いつも持っているバッグが、そのままちょい抱きに使えたらいいのに」——それを形にしたような1本です。

収納は最大7L。600mlのペットボトルや日傘も入ります。
サイドのアジャスターで容量を変えられるので、荷物が少ない日はスマートに、多い日はしっかり。ポケットは3層あって、カードスロットやジップポケットまで分かれています。

ゴーと比べれば、かさばります。
ただ、ラクリスやエルゴ オムニのような抱っこ紐と比べれば、こちらのほうがずっと軽くて薄いです。バッグ1つで出かけて、抱っこも済ませたいという方に向いています。

もうひとつ、あまり知られていない使い方があります。
公式によると、ベビーカーのハンドルに掛けてベビーカーバッグとしても使えるそうです。一般的なハンドル幅45cm前後に対応していて、アジャスターのくぼみで固定します。

ベビーカーで出かけて、抱っこと言われたら外して使う。
そういう流れが、道具ひとつでつながります。

荷物ごとまとめたい方には、モアのほうが出番が多くなります。

🐰腰に巻くタイプ(ヒップシート)も気になる方はこちら
📖ポルバン アドバンス レビュー 腰でラクに抱っこできるヒップシートを販売員が解説

買ったのに使わなくなる、いちばんの原因

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。

売り場でよく見かけるのが、赤ちゃんを抱き上げてから、宙に浮かせた状態で、子どもの足から座面に座らせようとしている光景です。

これは、しんどいです。
片手で子どもの体重を支えたまま、もう片方の手で座面の位置を合わせて、足を通す。うまくいかないと、そのうち使わなくなります。

順番が逆なんです。抱き上げるのは、最後です。

取扱説明書には、こう書かれています。

🍃 抱き入れの順番

1

前面ベルトを少し長くする

2

ヒップパッドを持って、子どもの頭から被せる
ひとり歩きをする子は立った状態のまま、その前の子は座らせた状態で

3

ヒップパッド全体で、おしりからふとももを支える位置に合わせる

4

支えながら、抱き上げる

抱き上げるのは、いちばん最後です。

大人がしゃがんで、立っている子に上から被せる。
お尻の下に座面が来たら、そのまま立ち上がるだけです。

抱き上げる前に、もう乗る場所ができている。
だから短い距離を持ち上げるだけで済みます。

⚠️ ここに注意

乗せたあとも、必ず手で支えてください。腰ベルトがないぶん、座面だけで固定されているわけではありません。手を離せる道具ではない、という前提で使うものです。

この手順は、ゴーもモアも同じです。
メーカーの説明書にも動画にも載っているのですが、意外と知られていないように思います。

どっちが向いてる?

ポルバン ゴーが向いている人

・いつものバッグに入れて持ち歩きたい
・とにかく軽く、小さくしたい
・メインの抱っこ紐がすでにある
・車移動が多く、使う時間は短い
・まず安く試してみたい

ポルバン モアが向いている人

・バッグ1つで出かけたい
・ペットボトルや日傘も持ち歩く
・ベビーカーと一緒に使うことが多い
・パパも自分のものとして持ちたい
・抱っこ卒業後もバッグとして使いたい

迷ったときは、出かけるときの荷物を思い浮かべてみてください。
いつものバッグを持って出る方はゴー、バッグごと兼ねたい方はモアです。

「これかも」と思った方は、在庫と価格をチェックしてみてください。

よくある質問

Q. これ1本だけで足りますか?

A. 近所の買い物くらいなら足ります。ただ、長い時間ずっと抱っこする日があるなら、腰ベルトのあるタイプが別にあったほうが体はラクです。使い分けるものだと思っておくと、がっかりしません。

Q. 新生児から使えますか?

A. どちらも7ヵ月頃からです。腰がすわってからになります。新生児から使いたい場合は、ポルバンの中でも別のモデルになります。

Q. パパと共有できますか?

A. どちらも身長145〜185cmに対応していて、調整だけで交代できます。モアは見た目がボディバッグに近く、通勤にも使えるようになっているので、パパが自分のものとして持ちたい場合はこちらのほうが持ちやすいと思います。

Q. 肩は痛くなりませんか?

A. 肩で支える構造なので、長時間だと負担はあります。どちらも肩パッドで当たりを和らげてありますが、腰ベルトのあるタイプほどはラクになりません。短い時間を何度も、という使い方が合っています。

まとめ

とにかく身軽にしたいなら、ポルバン ゴー。

これ一つで出かけたいなら、ポルバン モア。

どちらも、抱っこと歩くを繰り返す時期のための道具です。
出先で急に抱っこと言われたとき、寝てしまったとき。サッと出して、すぐ抱ける。買っておいてよかった、と思うのはそういう日です。

決め手は、出かけるときの荷物です。
迷ったら、いつものお出かけを思い浮かべて、バッグを持って出るかどうかを考えてみてください。

そして、どちらを選んでも頭から被せてから抱き上げる。これだけは覚えて帰ってください。使い続けられるかどうかが、ここで変わります。

まずは下のリンクから価格と在庫を確認してみてください。

🐰腰ベルトのある抱っこ紐と、どちらにするか迷っている方はこちら
📖ヒップシートと抱っこ紐、どっちを選ぶ?ポルバンとラクリスで比較

🦌メインの抱っこ紐から選び直したい方はこちら
📖抱っこ紐ってどれを選ぶ?タイプ別の特徴と選び方

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ゆら
ゆら
育児グッズ販売員/ブロガー
はじめまして。育児グッズ販売員として働きながら、ブログでベビーカーやチャイルドシート、抱っこ紐の選び方を紹介しています。 お店でよく聞かれる「ここが分かりにくい!」を、体験談も交えてわかりやすくお届けします。
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