ベビーカーの防寒どうしてる?厚着しすぎない冬の快適コツとおすすめグッズ
はじめに
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ベビーカーで出かける冬の街。
外は冷たい風が吹くのに、お店に入るとポカポカ。
私も子育て中は、寒さをなんとかするために、試行錯誤しました。
でも、意外と暑がりのうちの子はお店の中で顔を真っ赤にして、汗をかいてしまったり、逆に外で寝てしまうと、今度は冷たい風が心配で……。
そんなときに役立ったのが、厚手のブランケット。
体全体を包むようにかけておくだけでも、風の冷たさがやわらぎました。
それから、意外に助かったのがニット帽。
耳や頭まわりを守るだけでも、赤ちゃんの体感温度はずいぶん違います。
赤ちゃんの手はブランケットの中に入れておけば、自然とあたたかく過ごせます。売場でも「どこまで防寒すればいいの?」と迷われる方は多いです。
この記事では、販売員の目線から“やりすぎ防寒の落とし穴”と“快適に過ごす工夫”を紹介します。
🌿ベビーカーを選ぶとき、「価格の違いで何が変わるの?」と聞かれることも多いです。
そんな疑問は、こちらの記事で詳しくまとめています。
📖ベビーカーの価格帯はなぜこんなに違う?販売員が解説
やりすぎ防寒の落とし穴
「寒いとかわいそうだから」と、つい厚着をさせたり、毛布や防寒カバーを重ねがち。
でも、実は赤ちゃんの体温調整って、とても繊細なんです。
私も子育てしていた頃、外では心配でしっかりくるんでいたのに、
お店に入ると顔が真っ赤になって、靴下を脱ぎたがっていたことがよくありました。
赤ちゃんは大人よりも体温が高く、動かない状態でも熱がこもりやすいもの。
ベビーカーの中は風が通りにくいので、重ね着や厚手のブランケットで“保温しすぎ”になっていることもあります。
売場でも「汗をかいていた」「おでこが熱かった」と相談される方が多いです。
一見あたためてあげているようで、逆に不快な暑さを感じてしまうケースも少なくありません。
赤ちゃんの顔や首筋が汗ばんでいたら、それは“暑い”サイン。
防寒しすぎていないか、一度チェックしてみてくださいね。

快適に過ごすためのコツ
防寒は“着せる枚数”より、“調節のしやすさ”が大事です。
屋外と屋内の気温差が大きい冬は、「脱ぎやすく・風を通さない工夫」がポイントになります。
服装は、**肌着+長袖Tシャツ+トレーナー(または薄手のニット)**くらいが目安。
上から羽織るマントやブルゾンで体温を調整できると安心です。
私自身、お祝いでいただいたマントを0〜2歳ごろまで愛用していました。
最初は「マントって寒そう」と思っていたけれど、歩く前の赤ちゃんは脱ぎ着が意外と大変。
マントならサッとかけて、暑そうならすぐ脱がせられるのでとても便利でした。
めんどくさがりな私でも続けられた、冬のお出かけの味方です。
厚手のアウターを着せっぱなしにするよりも、出入りでサッと脱がせられる重ね着が◎。
ベビーカーでは、動きが少ないぶん足元が冷えやすいので、
ブランケットをクリップで留めて風を防ぎましょう。
ひざ掛けをかけるだけでも体感温度がかなり違います。
顔まわりや背中が汗ばんできたら“暑い”サイン。
ブランケットをめくったり、上着を少し脱がせるなど、こまめに調整してあげてください。
そして、風が強い日や長時間のお出かけには、ベビーカー専用のフットマフを使うのも便利です。
サイズがぴったり合う純正タイプなら、ずれにくく着脱も簡単。
ただし、普段の街歩き程度ならブランケットでも十分あたたかく過ごせます。

冬のお出かけは、防寒グッズや着替えなどで荷物も増えがち。
出し入れしやすい荷物かごを選ぶポイントを、こちらの記事で紹介しています。
📖ベビーカー荷物かご比較3種|出し入れしやすい収納タイプの選び方
防寒グッズの種類と選び方
ベビーカーの防寒グッズにはいろいろな種類があります。
でも、どれも「どんな環境で」「どれくらい外にいるか」で必要度が変わります。
① ブランケット
もっとも手軽で、季節の変わり目にも使いやすいアイテム。
薄手と厚手を使い分けたり、ブランケットクリップで留めて風を防ぐだけでも十分です。
赤ちゃんが寝てしまったときにさっとかけられるのも便利。
② フットマフ(足元カバー)
長時間のお出かけや寒冷地で活躍するタイプ。
足元の冷えを防ぎ、ベビーカーに固定できるのでズレにくいのが特徴です。
純正タイプはサイズがぴったりで、開け閉めも簡単。
素材もベビーカー本体に合わせて設計されているので、風の入りにくさや見た目の統一感があります。
一方で、汎用タイプは価格を抑えられますが、サイズ感や取り付け方法は商品によって違うため注意が必要です。
③ レインカバー
本来は雨除け用ですが、風よけとして使う方もいます。
ただし、長時間の装着は中が蒸れやすく、結露してしまうことも。
風が強い日など、短時間の防風対策に限定して使うのが安心です。
④ 小物(ニット帽・マントなど)
顔や耳に風が当たると体感温度が下がるので、
帽子やマントで風を防ぐだけでも十分あたたかく感じます。
厚着よりも「風を遮るポイント」を意識するのがコツです。
防寒グッズは、たくさん重ねるよりも“使う状況をしぼる”ほうが快適。
「ちょっと寒いな」と感じたら、まずはブランケットをプラス。
「長時間外にいる日」は、純正フットマフを検討する──
そのくらいのバランスで大丈夫です。

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まとめ
ベビーカーの防寒は、「どれだけ着せるか」よりも「どう調整するか」。
外では冷たい風、室内では暖房。
冬は気温差が大きく、赤ちゃんの体温もゆらぎやすい季節です。
まずは服装で調整できるようにして、ブランケットやマントで風を防ぐくらいでも十分。
暑そうなときは、ためらわず一枚減らすこと。
小さな“脱ぎ着のひと手間”が、赤ちゃんの快適さを守ります。
防寒グッズは、生活環境やお出かけの頻度に合わせて。
寒冷地や長時間のお出かけが多いなら、ベビーカー専用のフットマフを検討してみると安心です。風を通さず、調整しやすくなります。
冬のお出かけも、赤ちゃんと一緒に「寒いねー」と笑いあって、気持ちよく過ごせますように。
