ジュニアシートの選び方 3つのタイプと選ぶ状況を販売員が解説
「ジュニアシートって何歳から使うの?」
「種類があるみたいだけど、どれを選べばいいかわからない」
チャイルドシートの次のステップを調べ始めると、ジュニアシートにもいくつか種類があることに気づきます。
でも何が違うのか、パッと見ただけではわかりにくいですよね。
私は量販店のベビー用品売り場で10年以上、チャイルドシートのご相談をお受けしてきました。
この記事では、ジュニアシートの3つのタイプの特徴と、それぞれどんな人が選ぶかを、売り場の経験をもとに解説します。
ジュニアシートには3つのタイプがある

ジュニアシートは大きく3つに分けられます。
使い始める時期も、固定の仕組みも、それぞれ異なります。
| タイプ | 固定方法 | 使える身長の目安 |
|---|---|---|
| ①ハーネス付きタイプ | 本体の5点式ベルト | 76cm〜 |
| ②ハイバックタイプ | 車のシートベルト | 100cm〜 |
| ③ブースタータイプ | 車のシートベルト | 身長125cm〜 |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
① ハーネス付きタイプ 生後15か月ごろから使える前向きシート
シート本体に付いている5点式ハーネス(ベルト)で子どもを固定するタイプです。
チャイルドシートと同じ固定の仕組みを持ちながら、前向きで使います。
身長76cm・生後15か月ごろから使い始められるモデルがあり、3タイプの中でもっとも早い時期から使えます。
本体ベルトで包み込む構造なので、小さいうちでも体をしっかり支えられます。
こんな人が選ぶことが多い

- ベビーシート(新生児シート)を卒業するタイミングになった
- 1歳半〜3歳のうちに下の子が生まれ、チャイルドシートを下の子に譲ることになった
売り場でも「上の子がまだ2歳なのに下の子が生まれて…」というご相談をよくいただきます。
チャイルドシートを下の子に引き継ぐ場合、上の子の月齢・身長によってはハーネス付きタイプが次の選択肢になります。

チャイルドシートとどう違うの?
似てる気がするんだけど…

チャイルドシートは後ろ向き→前向き両対応が多いけど、ハーネス付きジュニアシートは前向き専用なんだ。
使える身長の上限まで本体ベルトで固定できるから、車のシートベルトにまだ切り替えたくない時期にぴったりだよ。
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② ハイバックタイプ 背もたれつきで頭までしっかり守る
車のシートベルトで子どもを固定し、背もたれとヘッドレストで頭・首・背中をカバーするタイプです。
身長100cm・体重15kgが使い始めの目安で、3〜4歳ごろから使えるモデルが多くあります。
ヘッドレストの高さを調整できる機種がほとんどで、成長に合わせて長く使えるのが特徴です。
側面からの衝撃にも対応しているモデルが多く、3タイプの中で安全性の観点から最も安心感があります。
こんな人が選ぶことが多い
- チャイルドシートが使用限界になってきた(身長がはみ出てきた、ハーネスがきつくなった)
- 3歳以降に下の子が生まれ、チャイルドシートを下の子に譲ることになった
チャイルドシートからジュニアシートへ移行するとき、もっとも多く選ばれるのがこのタイプです。
「次のシートはどれにすればいい?」と相談されたとき、私が最初にお伝えするのもハイバックタイプです。

車のシートベルトで固定するってこと?
小さい子に使って大丈夫なの?

身長100cmを超えてくると、シートベルトを正しい位置に当てられるようになるんだ。
ハイバックタイプはそのための座席の高さと背もたれがセットになってるから、この身長になってから使えば安心だよ。
③ ブースタータイプ シンプルに座席をかさ上げするだけ
背もたれのない、座面だけのシンプルなタイプです。
子どもの座る位置を高くすることで、大人用の車のシートベルトを正しい位置(肩・腰)に当てられるようにします。
コンパクトで軽量なため、持ち運びや複数台の車での使いまわしに便利です。
R129基準では身長125cm以上(7.5歳ごろ〜)から使用可とされています。
法律のチャイルドシート義務対象(6歳未満)を超えた年齢向けのシートです。
ただし、現時点ではR129基準に対応した製品を作っているメーカーは非常に限られています。
購入を検討する場合は、最新の製品情報を確認してみてください。
まとめ 状況と体格に合ったタイプを選ぼう
ジュニアシートの3タイプをまとめると、こうなります。
- ベビーシート卒業・1歳半〜3歳未満で下の子が生まれた → ①ハーネス付きタイプ
- チャイルドシートが使用限界・3歳以降で下の子が生まれた → ②ハイバックタイプ
- 小学生以降・コンパクトに替えたい・使いまわしたい → ③ブースタータイプ
タイプが決まれば、あとは身長の対応幅・固定方法・ヘッドレスト調整の3点を確認するだけです。
「難しそう」と思っていたジュニアシート選びも、状況に当てはめれば自然と絞られてきます。
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