夏のベビーカー、暑さ対策どうしてる?日除け・保冷・虫除けを販売員が整理
「夏でもベビーカー、使っていいの?」
「日除けって必要?保冷剤はどこに置けばいいの?」
夏になると、こういった質問が売り場でも一気に増えます。
赤ちゃんを外に連れ出したいけれど、暑さが心配で足が止まってしまう。
その気持ち、すごくよくわかります。
結論から言うと、正しく準備すれば、夏もベビーカーは使えます。
ただし、何も対策しないのは危険です。
この記事では、売り場で10年以上働いてきた私が、本当に効く暑さ対策を整理してお伝えします。
まず知っておいてほしいこと|ベビーカーの地面は想像より暑い
夏のベビーカーで一番怖いのは、地面からの照り返しです。
大人が「今日は暑いな」と感じる気温より、赤ちゃんの顔の位置は5〜10℃以上高くなることがあります。

アスファルトや地面は日中かなりの高温になります。
ベビーカーのシートはその熱を直接受けるため、乗り始める前にシートが熱くなっていないか必ず確認してください。
外出前のひと手間が、赤ちゃんの体への負担をぐっと減らします。
ただ、最近のベビーカーはメーカー側もこの問題に向き合っていて、本体の設計自体が変わってきています。
ベビーカー自体も「暑さ対策」が進んでいます
グッズを使う前に知っておいてほしいのが、ベビーカーの本体設計の話です。
最近のモデルは、暑さ対策をある程度織り込んで作られているものが増えています。
たとえばアップリカは、「Wサーモメディカルシステム」という独自の機能を搭載しています。
シートの背もたれ側に通気口と反射板を内蔵し、熱がこもりにくい構造になっています。
「反射板が入ってるの?」と驚かれることも多いですが、売り場で触ると通気口の位置がわかります。
各メーカー共通の取り組みとしては、以下のようなものがあります。
- ハイシート設計(地面から座面を高くして、アスファルトの熱やホコリを遠ざける)
- シートの通気性素材(汗をかきにくく、蒸れにくくする)
- 大型フード・UVカットフード(日差しをより広くブロックする)
ベビーカー選びの段階でこういった機能が入っているモデルを選んでおくと、夏の外出がずいぶんラクになります。
すでに持っているベビーカーに全部の機能がなくても大丈夫。
足りない部分をグッズで補う、というのがここからの話です。
これを踏まえた上で、対策を3つのカテゴリに分けて解説します。

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①日差しをブロックする|日除け・UVカットの選び方
まず取りかかりたいのが日差し対策です。
日差しを遮るだけで、体感温度はかなり変わります。
ベビーカー付属のフードだけでは足りないことが多い
多くのベビーカーにはサンシェード(フード)がついています。
ただ、これだけでは夏の強い日差しには対応しきれないことがほとんどです。
特に午前10時〜午後2時ごろの直射日光は、斜めから差し込んでくるため、フードの角度によっては赤ちゃんの顔や足元に当たります。
UVカット素材の日除けカバーやシェードを別途用意しておくと安心です。
日除けを選ぶときのポイント
- UVカット率が高いもの(UPF50+が目安)
- 通気性がある素材かどうか(蒸れないこと)
- ベビーカーへの取り付けが簡単かどうか
- 視界が確保できるメッシュ窓があるか
「日除けがあれば暑さ対策は完璧」ではありません。
日除けは日差しをカットするものであって、シート内の温度を下げる機能はありません。
次の保冷対策と組み合わせて使うのが基本です。
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🛒楽天市場でベビーカー用日除けを探す②シートの熱をとる|保冷剤・冷感シートの使い方
日差しを遮っても、シート自体が熱くなっていると赤ちゃんには伝わります。
乗せる前にシートを冷やしておく、これが暑さ対策の核心です。
保冷剤はシートに直接当てない
「保冷剤をシートに置けばいい」と思いがちですが、使い方を間違えると逆効果になります。
保冷剤を直接シートに当てると、冷やしすぎで体が冷えすぎたり、結露でシートが濡れたりします。
必ず専用の保冷ポーチや薄手のタオルに包んで、赤ちゃんの肌に直接当たらないように使ってください。
冷感シートとの使い分け
保冷剤は「乗る前にシートを冷やす」のに向いています。
一方、冷感シート(接触冷感素材のシートカバー)は「乗り続けている間もひんやり感が続く」のに向いています。
両方を組み合わせるのがベストですが、まず始めるなら冷感シートがコスパよく取り入れやすいです。
ベビーカーのシートにかぶせるだけで使えるので、準備の手間がかかりません。
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③虫除けと外出のタイミング|夏の外出ルールを整理する
暑さ対策と同時に、夏は虫除けも気になる季節です。
また、何時に外出するかで赤ちゃんへの負担がまったく変わります。
外出は朝か夕方の涼しい時間帯に
真夏は午前10時〜午後3時ごろを避けるのが基本です。
地面の温度が最も高くなる時間帯で、赤ちゃんへの負担が大きくなります。
朝の外出なら8〜9時ごろまでに切り上げ、夕方なら5時以降がめやすです。
「ちょっとの外出だから大丈夫」と思いがちですが、赤ちゃんは体温調節が未熟なため、短時間でも注意が必要です。
虫除けはベビーカーに取り付けるタイプが使いやすい
赤ちゃんへの虫除けスプレーは月齢制限があるため、低月齢のうちはベビーカーに取り付ける虫除けグッズが便利です。
クリップタイプやシール型で、シートや幌のそばに置いておくだけで使えます。
売り場でも夏になると一気に問い合わせが増えるアイテムです。
ただし、直接赤ちゃんに触れない位置に取り付けることが前提なので、取り付け方は必ず確認してください。
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外出前チェックリスト|夏のベビーカーお出かけ準備
毎回確認するのが面倒に感じるかもしれませんが、慣れると5分もかかりません。
以下を習慣にしておくと、夏の外出がぐっとラクになります。
- 乗せる前にシートに手を当てて熱くないか確認する
- 日除けカバーをセットして日差しをブロックする
- 冷感シートまたは保冷剤(包んで)を用意する
- 赤ちゃんの飲み物(母乳・ミルク・水分)を持参する
- 外出時間を午前中か夕方に設定する
特に「シートの温度確認」は省きがちですが、ここが一番大事です。
駐車場に止めていた車のシートと同じで、夏のベビーカーは日陰でも想像以上に熱くなります。
まとめ|夏のベビーカーは「準備」で決まります
日除けで日差しをブロック、冷感グッズでシートの熱をとる、外出時間を選ぶ。
この3つが夏のベビーカー対策の基本です。
どれか一つだけでは効果が半減します。
組み合わせて使うことで、赤ちゃんへの負担を最小限にできます。
売り場では「夏だからベビーカーをやめた」というお客さんも多いのですが、準備次第で外出は十分できます。
むしろ、準備なしで炎天下に連れ出すほうが危険です。
準備さえ整えば、夏の外出は怖くありません。
あなたと赤ちゃんのペースで、無理なく外に出てみてください。
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